PHPカンファレンス2008

今日はPHPカンファレンス2008を見てきました。
昼間くらいからずっと見ていたけど、やはり面子の豪華さからか、一番熱かったのは『パネルディスカッション「激論!PHPの次に学ぶ言語はこれだ」』だった。
で、下はそのときのメモ。
ほぼそのまま載せます。
って、ニコ動に載ってるようなので、詳しく知りたい方はそちらへ。

・自己紹介
→竹迫さん
  →77生まれ(私と同い年か)
  →TOWNS
  →BASIC → x86 → C → Perl
→高橋会長
  →Rubyの名前で来ているけど、今日はPHP寄りかも
→柴田さん
  →Pythonユーザ会(会長ではない)
  →Zopeがはじまり
  →7年くらいpythonだけ
→ひがさん
  →髪が黒くなっている
    →女性高感度UP必死だ。予想外に似合いすぎている。
  →blogを書くのが仕事
→amachangさん
  →組込系C言語JavaScript
  →今は亡きJavaScript深層で言語実装の話を読んでから、深く興味を持った

・PHPの印象
→竹迫さん
  →レン鯖で動く言語。Perlも動くけど、サポートのレベルが違う
  →はじめての人でも分かる
  →標準関数重要
  →あまりにも簡単に出来すぎるので、次のステップに行きにくい
→高橋会長
  →言語仕様がひどい。命名規則。
  →PHPの独自性が文法からは感じられない
  →サクサク動かせる
    →インストールの手間について
    →他言語はここに苦労している
→柴田さん
  →大衆向け言語
  →WordPress
→ひがさん
  →FlashとWEBアプリを繋げるのは、NamePHP(?)が最初だった
  →Flashと親和性が高い言語
→amachangさん
  →さわやかでかっこいい。モテ言語(?)
  →2つ嫌な事がある
    →λがない
    →アロー演算子が変数じゃないといけない(?)
      →式と変数が分かれている部分がやらしい
  →(つっこみ)PHP5.3でλが入るかも

・次に学ぶ言語は?
→amachangさん
  →JavaScript
  →ブラウザで動く唯一の言語
  →いろんな言語の人がやらざるを得ない
  →ユーザが多い
  →関数言語的使い方、オブジェクト指向的、手続き的という情報がそこらにある
  →Prototype言語だから、ハブ的
→ひがさん
  →ActionScript
    →新言語を学ぶのは趣味でやってるわけじゃないではないだろう
    →Javaは明日急に仕事にはならない
    →ASはRIAのデファクトスタンダードであるFlashの言語だから
      仕事になりやすい
  →AS4(予定)がJS2と一緒になる
    →ブラウザ上言語のデファクトスタンダードになるのではないか
→柴田さん
  →Python
  →学びやすい
  →予約語perl(200)、Java(50)、Ruby(40)、Python(30)で、pythonが一番少ない
  →オブジェクトのつくりが単純で覚えやすい
  →名前が明確
  →WEBの開発をこのまま続けられるか
    →30年というスパンを考えたとき、他の道も考えておく必要が出るのではないか
    →サーバ、GUI、科学技術計算、CG Studioなど、使用範囲が広い
    →将来にはいいのではないか
→高橋会長
  →勉強・中長期的な将来のためになら、なにを学んでも問題は無いだろう
  →WEB開発は10年前からあり、10年後も変わらずにあると考えている
    →とはいえ、10年後の開発の姿は大きく変わっているだろう
  →自動化
    →PHPでは、WEBから離れると、作りにくくなる
    →PHPはバージョンごとの違いが割りとある
    →rakeでapachePHPをsetupしている
  →コマンドラインで使いやすい言語(PerlPythonRuby)がいいのではないか
    →今のPHP開発の役に立つ
→竹迫さん
  →なんで言語を学ぶか
    →文化接触
  →他の言語には他の文化がある
    →CPANのMorningMusume
      →新メンバーの定義などもCPANで提供
    →こういうものは、他の言語にはない
  →人を成長させる言語がいい
    →CPANには選択肢がおおい
    →選択による賢さの育成
  →ブラウザでいろんな言語が動くようになった
    →次期JS実行エンジンTamarinLLVMエンジン
→ひがさん
  →Perlは確かに文化
  →PEARCPANの違い
    →CPAN: 申請→登録みたいな、シンプルさがある
    →PEAR: 申請→アカウント登録→アドバイス→投票フェーズ→採用
→柴田さん
  →PHP・AS・JSは存在理由が一つある
  →どこにでもインストールされている、誰でも使える
  →状況が動いている使い易さが、JSを学ぶのにイイ
→高橋会長
  →PHPからrailsへ
  →PHPにはPHPの文化がある。見えてこないけど。
  →railsの文化は強烈
    →だからイイ所取りはなかなかうまくいかないのではないか
→竹迫さん
  →railsと聞くと、東京の線路図を思い出す
  →JavaPHPもいろいろフレームワークがあるが、縛られなくてもいいのでは
→ひがさん
  →そもそも文化的になったところで、補完し合えるようなところ
  →WEBのレイヤーだとぶつかりやすいのではないか
  →Javaにもいえるけど、まぜると元の焦点がぼけて、存在意義が無くなる
  →逆に余分な機能は削るくらいがいいのでは

ここでPCが電池切れ。
行く途中でずっとコード書いていたから、肝心の時に死亡。失敗失敗。
というかアレですね。いい加減NotePC新調しよう>私

この後、特にまとめもないまま会場からの質問に突入。
質問の内容は記録できなかったから忘れてしまったけど、一つ目か二つ目の質問の回答で、質問とはちょっとずれていたけどパネラーの方々が「学んでおくと業務にキク言語って何?」みたいなお題として答えた言語は、「C言語C言語C言語SQL、JS」って内容で、結局Cかい! ってのが面白かった。
で、その次の質問で型変換の話が出てきて、amachangさんが「型変換って何?」って発言していたのが、すごくらしかったというか、本当に順番がめちゃくちゃ。でもすごい人。今回のパネラーの中で、一番興味深い人物だし、個人的に今後に期待したい人でもあります。

と、こうしてセッションが終了したわけですが…。

PHPも言語としての進化を遂げようとしているらしい。
少し、学んでみるのもいいのかもと、逆にPHPの興味がわいた時間だった。